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妊娠9〜10ヶ月 お母さんの体の変化と赤ちゃんの状態

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妊娠の知識妊娠35週になると、子宮底長は約31cmになり、みぞおちあたりまで達します。
大きなおなかを抱える大変さをいちばん感じるのが9ヶ月目といえます。
お母さんは心臓や肺も圧迫されるため、動悸や息切れがきつくなったり、胃のむかつきもピークを迎えます。
膀胱も圧迫されるので、トイレの回数が増えてくるでしょう。
また、くしゃみやせきをすると、その衝撃で少量の尿がもれることもあるでしょう。

出産の準備が始まり、膣や子宮口が柔らかくなってきます。
そのため、おりものがさらに増えたり、外陰部に腫れぼったい圧迫感を感じることもあります。
血液の循環量がさらに増えるので、むくみで足首が太くなる人もいます。

特に初めての妊娠の場合は、この頃になると出産間近ということもあり、不安と緊張を感じて日々を過ごしているお母さんもいることでしょう。
出産を乗り越える力になるのは「赤ちゃんに会いたい」というお母さんの前向きな気持ちです。
陣痛を乗り切るリラックス法を練習しておくとよいでしょう。
長時間の分娩を乗り切るには、リラックスして、心身の負担をできるだけ軽くすることがコツです。

腰の痛みを和らげる方法としては、仰向けの姿勢で握りこぶしを腰にあて、腹式呼吸で吸う時に押し、吐くときに力を抜く方法があります。
マッサージや呼吸の仕方、リラックスの仕方などを助産師さんからアドバイスをもらうなどして、出産を具体的にイメージしながら練習をしてみてください。

妊娠9ヶ月頃の赤ちゃんは、もう見た目には新生児とほとんど変わりません。
手足は活発に動かしますが、体は大きくなっているので、もう子宮の中で回れません。
妊娠9ヶ月の始めである32週頃には自律神経が成熟し、交感神経と副交感神経のバランスがとれ、体温調節、心拍や呼吸の働きがだんだん整ってきます。
ただ、まだ完全ではないので、もう少しおなかの中にいたほうが、産後スムーズに胎外生活が送れるのです。

そして妊娠の最終月である10ヶ月に入ると、心臓や呼吸器などの器官が成熟し、出産に向けて赤ちゃんも準備を始めます。
頭を下にして、お母さんの骨盤の中に降りてきます。
子宮が窮屈になってきたので、赤ちゃんは両腕をぴったり胸につけ、あごをひき、膝から曲げた両足をおなかに引き寄せたコンパクトな姿勢になります。

誕生直前の赤ちゃんと新生児の違いは、肺呼吸をしているかどうかです。
胎児の肺機能は35週頃から急速に成熟し、37週で肺呼吸が十分可能になります。
一般に39週の赤ちゃんの体重は3000〜3100gといわれていますが、かなり個人差があります。

おなかの中ですくすくと成長を遂げてきた赤ちゃん。
お母さんと一緒に出産を乗り越え、お母さんに抱っこしてもらえる日もすぐそこですね。



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